こんにちはSYO(@s_fcbr)です。
この時期、1月も下旬になるとSSが多く立ち上がってますね。
「春服どうしようかな〜」と考えていた矢先に、
セールにて春にぴったりなコットンのコートを見つけ、思わず購入してしまいました。
それがこちらの「SOUMO W2MCコート」
こちらのアイテム実際かなり気に入っており、春用に購入と言いながらももうすでに何回か着ています(笑)
今回は購入品紹介ということでこちらのコートについて「ブランドの簡単な紹介や、W2MCコートの意味、ディティールと実際に着てみたサイズ感など」を詳しく紹介していきます。
SOUMO W2MCコート
SOUMOについて
簡単にブランドについて触れますと、
SOUMOは2015年よりスタートした日本ブランドです。
私の思うイメージとして「質へのこだわりと、遊びのあるデザイン」が特徴。
そう感じた理由として、いくつか例を挙げますと、
まずは有名どころのチノパン。
ウエポンと呼ばれる高い品質の生地を使用しながらも、極太で袴のようなタックが特徴的です。
もっと遊びの効いたものだと、このようにドローコードが複数本垂れたパンツや、
大きく歪み、変形したシャツがあります。
いずれもSOUMOらしい遊びの効いたデザインが特徴です。
デザインに特徴はありながらも洋服のクオリティは高く、ただの変わった服で済まされないのがSOUMOのすごいところ。
もちろんスタンダードなアイテムも多くラインナップされていますので、気になった方はぜひ一度調べてみることをお勧めします。
W2MCコート
今回のW2MCコートは、第二次世界大戦期のイギリス軍が用いていたモーターサイクルコートをベースとしたアイテムです。
モーターサイクルコートって?
モーターサイクルコートとは、軍のバイク兵が使用していたアイテム。
バイクに乗ることを想定としているため、「雨風」に強く悪天候から身を守れるよう機能性に優れた特徴があります。
そして、ジャケットの上から羽織ることを想定としているため、着丈は長くサイズ感は大きめ。綺麗なAラインが特徴です。
現在でもミリタリーアイテムとしてかなり人気が高いアイテムです。
名前のW2MCは(World War 2 Motor Cycle)の略ですね。
詳しい生地感は後ほど詳しく紹介しますが、モーターサイクルコートがベースということでかなり雰囲気のあるコート。
これの羽織るだけでサマになるこんなコートをずっと探してた〜〜
生地
私が購入した20SS期では"オールシーズンウェザーコート"を掲げており、「季節・天候」あらゆる状況でも着用可能なクオリティを実現しているとのこと。
そのため生地はかなりこだわりが詰め込まれています。
生地はコットン100%、スイスで70年以上の歴史を持つファブリックメーカーSTOTZ社の高密度コットンを使用。
大きな特徴として、高級感のある”光沢”、高い”耐久性”
さらには極細の糸を高密度に織っていることで、”撥水性・防風性”が備わっています。
高級感と機能性が両立している最高の素材で作られたコート。
生地の段階で男心がかなりくすぐられます。
ディティール
ここからはコートのディティールをご紹介していきます。
Aライン
やはり特徴的なのは置いただけでもわかる”Aラインシルエット”。
これだけ着丈が長いと難しそうな印象を覚えますが、シルエットが綺麗なのでどんな服装にも合わせられます。
大きな襟とラグランスリーブ
襟は大きめでダブル。
首元には小さいボタンがあって
このボタンを留めることで襟の印象を大きく形を変えられます。
そして、肩周りはラグランスリーブ。
腕の稼働にストレスを与えない作りとなっています。
裏地とウエストコード
裏地は生成りの生地が貼られています。素材はコットン100%
良くみると生成り特有の黒い点があり自然の風合いを楽しめます。
袖部分まで裏地があるので、折り返して着こなしのアクセントに。
ここがかなりのお気に入りポイントで、
袖に白を差せるためかなり印象が変わります。
さらにはウエストのコードを使用することでもまた違った表情が。
一着でさまざまな着こなしを楽しめるので、気分やその日の服装によって合う着方を選べる最高のコート。
後ほど実際に着てみて詳しくご紹介します!
ポケット
次に目を引くのはこの大きなポケットですよね。
フラップポケットが左右に二つと、左胸に一つの計3つ。
サイズとしてはかなり大きめで、携帯なんて余裕で入ります。
ちなみにこのポケットは、モーターサイクルコート本来のディティールが採用されています。
左胸ポケットがなぜ斜めに取り付けられているのかというと、
バイクに乗っている際に伝令文書をすぐに出せるようにするためのようです。
また、フラップになっているのも走っているときに荷物を落とさないようにするためだとか。
こういったきちんと意味や理由がある装飾ってすごい男心をくすぐられますよね。
ミニマルの追求
様々ディティールを紹介してきましたが、
このコート最大の特徴は、
「モーターサイクルコートのディティールで必要のないものはできる限り削ぎ落としている」ことだと感じます。
通常MCコートではバイクに乗ることを主としているため、劣悪な環境でも快適に過ごせるように多くの装飾が設けられています。
袖部には風を入れないようにするために”カフスストラップ”、首元には”チンストラップ”で風を遮断。
さらに特徴的なのはコートの裾を足に留めてバタつかないようにする”ストラップ”があります。
でもこれらの機能ってバイクに乗るときや劣悪な環境で使用するときに使う装飾ですよね。
現代では必要のないことがほとんどなので、SOUMOのコートはこれらのディティールは省かれています。
このように袖部に装飾はなく、
チンストラップも省かれています。
裾もストラップなどはありません。そして前を留められるボタンは一つ。ここもとことんミニマルな作りです。
不要なディティールはできる限り削ぎ落としミニマルにすることで、モーターサイクルコートをより現代に落とし込みやすく、ファッションとして着やすいようになっています。
これがこのコート一番の特徴ではないでしょうか。
着画
ここからは着画をご紹介。
サイズですが、身長178cm痩せ型で3を着用しています。
outer:soumo
shirts:古着
pants:M-52
shoes:Yeezy350v2
軍パンと古着の柄シャツでミリタリーテイストに。
でも靴はYeezyっていうギャップがおもろいかなと思って合わせてみました。
着丈は膝下まであり、特徴であるAラインが綺麗に出ています。
後ろ姿は垂れるベルトがいいアクセント。
落としそうなので外に行くときはいい感じに結びます。
こんな感じで前を締めても綺麗なシルエット。
首元のボタンを閉めるとこんな感じ。
ガラッと印象が変わってミリタリー感が強くなります。
着てみたサイズ感ですが、思っていた以上に大きいです。
ゆるっと着用したかったので私はサイズ3を選びましたが、2でも問題なく着れそうなぐらいのサイズ感です。
わかりやすく手を広げるとこんな感じ。
身幅はめちゃめちゃ広く、袖も長めです。
このサイズだと中にいろんなものを着込むことができるので、長い期間楽しめそう。
生成りの裏地も可愛いですね。
袖部を折り返すとこんな感じ。
白色がいいアクセント。
かなりお気に入りのポイントです。
このようにウエストベルトを絞るとさらに違った印象へ。
オーバーサイズなのでウエストのシェイプが際立ちますね。
まとめ
今回紹介した”SOUMOのW2MCコート”
魅力が多すぎて少し長めの記事となってしまいました。
このW2MCコートは定期的に販売がされていて、”カラー違いや素材違い”も出ています。
ぜひ気になった方はぜひチェックしてみてください。
これからの経年変化も楽しみです。
ではまた。
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