注目していた方も多いのではないでしょうか。
今回ASICS(アシックス)とNULABEL(ニューレーベル)のコラボスニーカーを購入しました!
ルックの段階で非常に魅力的なスニーカーでしたよね。
コラボもとになっている”GEL-QUONTUM 360 6”の簡単な説明から、コラボでどういった点が変わったのかを詳しく紹介していきます。
そしてサイズ感やフィット感と合わせて、普段NIKEやadidasばかりでASICSのスニーカーを初体験の私が感じたASICSの魅力も紹介していきます。
スニーカー購入は実に一年ぶり!非常にテンションが上がっております!
では早速レビューしていきます!
GEL-QUONTUM 360 6
まずはコラボのベースになっているGEL-QUONTUM 360 6の特徴からみていきます。
”GEL-QUANTUM 360 6(ゲルクオンタム)"は、アシックスが開発したクッション技術である”GEL(ゲル)”をミッドソール全体(360°)に搭載したモデル。
ランニングシューズとして作られているだけ合って、クッション性能が高く普段ばきするにはもったいないぐらいの高機能となっています。
GELがソール全体に敷かれているため、ミッドソールのゴツゴツ感が特徴的。
ASICSのクッション機構である”GEL”ですが、俗に言うNIKEでいうところの”Air(エア)”、adidasでいう”BOOST(ブースト)”に相当しています。
どちらかといえば硬めのクッション性。
少し硬めのクッション性が好きな私としてはたまらない履き心地です。
私の体感ですが、柔らかさ順で並べると”BOOST”>”GEL”≧”Air”。
BOOSTまで柔らかくはありませんが、Airよりは柔らかく感じる履き心地となっています。
GELとAirにイコールを入れている訳は、Vapormax(ヴェイパーマックス)であれば同程度の柔らかさを感じるため。
是非この”BOOST”・”GEL”・”Air”、三社のソールを比べ、各社のこだわりを感じてみてください。
ここまでまだデザインやコラボで変わった部分には触れていませんが、もうすでに大満足の一足です。
GEL-QUANTUM 360 6 × NULABEL CM1Y0K42
引用:https://www.asics.com/jp/ja-jp/gel-quantum-360-6-%C3%97-nulabel/p/1203A031-001.html?width=STANDARD
さまざまなフィールドに順応しやすく、現代の生活をシンプルにする機能的ウエアを製作することと、そこから自然に生まれるファッション的アプローチを提案している東京を拠点とするカジュアルブランド「NULABEL(ニューレーベル)」とのコラボレーション。本モデルは「GEL technology (ゲルテクノロジー)」を靴底周囲に搭載し、足裏全体のクッション性を高めている「GEL-QUANTUM 360 6」をベースにシューズ全体をブラックで統一。アッパーのリフレクターや、レイヤーを活用した奥行きのあるロゴ表現、フィット感の調節を簡単にできるクイックシューレースを採用するなど随所にNULABELらしさが詰め込まれており、まさに現代のストリートと機能美が融合した一足となっている。
今回のコラボの概要としてはこんな感じ。
NULABEL CM1Y0K42は2020AWよりPORTVEL(ポートヴェル)が変更したブランド名です。
素材使いや機能性に定評のあったPORTVELが名前を一新して行うコラボということで発売前よりかなり注目されていました。
ちなみに箱はこんな形で汎用の箱ではなく専用の箱が使用されています。
よく見るとスニーカーの包み紙も専用のものが使用されています。
インラインモデルから箱などのデザイン変更コラボの醍醐味ですよね。
履く前からテンション上がりまくりです。
通常のGEL-QUANTUM 360 6から大きく変わった点は3点、
・シューレースの変更
・ロゴのレイヤード
・異素材の組み合わせ
これらが大きな特徴です。
それでは細かくみていきましょう。
Fabric composition
今回のコラボスニーカーには様々な素材でレイヤーがなされています。
レイヤーが非常に秀逸で黒のスニーカーでありながら非常に奥行きのある一足。
トゥはメッシュベースでスエードがレイヤーされ、その周りをリフレクターが囲っています。
スエードには”ASC NL-001”とコラボの”001”番である記載が。
アッパーには大きくアシックスストライプのロゴがあり、こちらもベースはメッシュですが所々にスエードが使用されています。
かかと部は光沢のあるプラスチックのようなパーツからマットなパーツへと三段階のレイヤーがなされています。
個人的にはこの部分が何よりもかっこいいポイント。
プルストラップにはメタルのボタン。ワンポイントですが存在感があります。
また、ボタンにはNULABEL CM1Y0K42と刻印があり、細部へのこだわりが感じられます。
シュータンには黒でASICSのロゴがあります。
ロゴまでもがブラック一色で仕上げられており、ランニングシューズながらモードに着用できる一足。
ちなみに随所にちりばめられたリフレクターはこのように光ります。
Logo layered
今回の一番注目されているポイントはなんといってもこのロゴを重ねている点。
アシックスのストライプロゴにスパイラルのロゴが重ねられています。
これは靴を履いた際に内側にくる部分のみのデザインで、外側にくる箇所は通常のストライプロゴがあしらわれています。
外側の目立つ部分ではないため目立つ部分ではありませんが、このロゴを重ねて配置するデザインは今回のコラボで初めて。
ASICSでもこういったロゴに手を加えるようなデザインが今後も増えていくかもしれません。
二足並べるとこんな感じ。
右足はスパイラルの向きが爪先へ向かって伸びていますが、左足は踵側に向かって伸びており、左右でアシンメトリーのデザインとなっていることが見てとれます。
ロゴを重ねているデザインも好きですが、左右で異なるデザインとなっている点もこだわりが感じられて好きなディティールです。
かかとは白と黒のスパイラルロゴが重ねて配置されており、パーツの内側と外側にロゴを配置しているため立体的です。
中敷きは左右でデザインが異なっています。片方は”ASICS”、片方は”NULABEL CM1Y0K42”と記載されたデザイン。普段は見えない部分ですが、ブランドコラボならではのカッコよさがあります。
Quick shoe lace
シューレースがインラインモデルは通常の結ぶ靴紐が使用されていますが、コラボモデルは”引くことで締め付けられるクイックシューレース”を採用。
クイックシューレース初めての私でも使用できるように中にきちんと説明書が入っていました。
シュータンの上にゴムが2箇所設けられており、ここに引っ張ったあとの紐を収納できます。
このクイックシューレースのメリットとしては、
・靴紐を結ぶ必要がなくなる
・着脱が非常に楽
・解けるストレスから解消される
このようなことが挙げられます。
いいことばかりかと思われがちですが、個人的に気になる点が一点。
こちらがシューレースを収納した状態です。
私と同じことを思っている方も少なからずいるのではないでしょうか。
普通に靴紐結んでる方が見た目はカッコよくないですか。
機能的なメリットやストレスから解消される点は非常に大きいですが、私はこのシューレースの見た目にそこまで魅力を感じませんでした。
シューレースの見た目以外はめちゃめちゃかっこいいだけに少しばかりの惜しさを感じています。
サイズ感とフィット感
気になるサイズ感ですが、ASICSのスニーカーに初めて挑戦するという方は試着することをお勧めします。
自分が思っているサイズとベストなサイズが1cm前後”異なる可能性が高いです。
普段adidasやNIKEで”27.0~27.5”を履いている私がぴったりだったASICSのサイズは”26.5”でした。
まさか普段のサイズと1cmも異なるとは驚きです。
今回のスニーカーはオンラインで買おうか悩みましたが、通販で買っていたら大失敗するところでした。
ASICSのスニーカーを履いて驚いたことが一つ。
やはり日本のブランドだけあって日本人向けに作られているのか、フィット感がどのスニーカーよりも高いです。
このフィット感も味わうためにもぜひ試着してから購入しましょう。
まとめ
今までは正直ASICSのスニーカーはランニングや競技用のイメージが強く、見た目やデザインはちょっと微妙な印象がありましたが、今回のコラボスニーカーを通じてそのネガティブな印象が大きく変わりました。
日本人の足に合ったサイズを展開しているだけでなく、カッコよさと機能性が両立していることを体感できた大満足の一足。
全くのノーチェックでしたが、GEL KAYANOなど他のASICSスニーカーにも非常に興味が出てきています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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