今回は昨年のベストバイであるRICOHのGR3xのご紹介をします。
実は私カメラが趣味で、APS-Cの一眼カメラで写真を撮っていたのですが、”ある理由”で紅葉や桜の季節、あとは旅行ぐらいしか使っておらず、
「ここ最近一眼レフ全然使ってない!!」
そんなことに気づいた今日この頃。
もっと持ち運びのしやすい小さいミラーレスに買い替えようかなぁと思っていたんですが、
さらにコンパクトで私の要求仕様をほとんど満たすカメラを見つけました。
それがこちらのGRⅢx。
価格が約10万円と正直高かった、、、
ですが、外出る時はほぼ毎日持っていくぐらいかなり気に入ってます。
なぜそんなに気に入ってるのか。
私が気に入っているポイントを5つ紹介いたしますので、購入を検討されている方の参考になればと思います。
結論から言うと、「コンパクト・起動が早い・シャッター音が静か・スマホに写真をすぐ送れる・40mm単焦点」と言う点がお気に入りのポイントです!
RICOH GRⅢx
改めて、こちらがGR3x。
一眼でも、ミラーレスでもなくコンデジです。
定価が13万と正直コンデジとは思えないぐらいの値段ではありますが、間違いなく昨年のベストバイ。
私が思うこのカメラのいいところは下記5つ。
・コンパクト
・起動が早い
・シャッター音が静か
・スマホに写真をすぐ送れる
・40mm単焦点
それぞれを詳しくみていきましょう!
オススメポイント① コンパクト
このカメラは本当にコンパクトで、大体スマホと同じぐらいか、それ以下の幅。
これが一番シンプルでわかりやすい、このカメラが好きな理由の一つです。
私は元々APS-Cの一眼カメラ(Nikon D5500)を5年ほど使ってまして、
D5500はサイズが「約124×97×70mm」、重さが「470g」と一眼の中では小さくて軽い方なんですが、
荷物を極力少なくしたい私にとってはどうしても大きく感じるサイズで、「写真撮るぞ!」って気合いもいるんですよね。
こうなるとやっぱり紅葉とか桜とか”イベント”ぐらいにしか持っていかず、物理的に使用する頻度が減りました。
写真は撮りたいけど、それ以上に持っていくのが億劫だったんですよね。
多分ここで億劫にならない人が本当の写真好きなんだろうなあ。
そう思ったからこそ私としては、”気軽に毎日持ち歩ける”、そして”ふとした瞬間を切り取れる”、そんなカメラが欲しいなあって。
そんな時見つけたのがこのGRⅢx。
寸法は「109.4(幅)×61.9(高)×35.2(厚)mm」と、すっぽりと片手に収まるサイズです。
そして、重さが「262g」とiPhone Proと大体同じぐらい。
もちろん厚さはありますが、片手にすっぽりと収まることに加え、非常に軽いので、スマホ感覚で持ち歩けるカメラになっています。
やっぱり小さいのは本当に便利ですね。
感覚としてはスマホが一台増えたような感覚なので、ふらっと外に出る時は基本的に持ち歩ける点がお気に入り。そして”おすすめ”のポイントです。
オススメポイント② 起動が早い
このカメラ起動が非常に早いです。
電源を押すとすぐ立ち上がるのでストレスフリーに写真を撮れます。
加えてフォーカスも早く決まるので、すぐカメラを取り出してシャッターを切れます。
持ち歩きに便利なサイズでも、起動が遅いとスマホでいいやってなりそうなので、”起動が早く、フォーカスが早い”からこそ気に入ってる買ってるんだと思います。
オートフォーカスが甘いと言うレビューも見ましたが、個人的には全く気になりませんでした。
起動が早く、オートフォーカスも早い点がこのカメラのお気に入りポイントです。
オススメポイント③ シャッター音が静か
スマホのシャッター音ってちょっと気になりません?
人が撮ってるのは全然良いんですけど、自分で撮る時に音が大きいとどこか遠慮しちゃうんですよね。
なので私はスマホではほとんど写真を取らなかったりします。
それに反して、このGRⅢxはシャッター音はほぼ皆無。
すごい静かな空間でやっとわかるレベルなので、個人的には写真が非常に撮りやすかったりします。
”音が静か”なことで、写真撮ってる感が他の人にはわかりにくいため、その点が非常にお気に入りです。
私はシャッター音が小さい点を評価していますが、写真撮ってる感が欲しい方には少し物足りないかもしれません。人によっては、ここは評価が分かれるポイントかもですね。
オススメポイント④ スマホに写真をすぐ送れる
今の一眼だと当たり前のスマホ転送はもちろんこのGRⅢxにもあります。
”Image Sync”というアプリを使用して、スマホに転送しますが、実はこのアプリが公式にも関わらず評価が低め。
「繋がらない」「落ちる」「転送できない」といったレビュー内容が多く、なんとApple Storeのトータル評価は”1.5”。
やべえアプリなんじゃないかと非常にドキドキしながら使ってみたのですが、これが私的には何の問題もありませんでした。
一度も落ちたことはないし、転送できなかったこともありません。
使用スマホはiPhoneSE2ですが、かなり快適に使えています。
個人的にはNikonのWireless Mobile Utilityより使いやすく、非常に良いです。
転送速度も気にならないレベルなので、その場でカメラからスマホに転送し、エアドロップでその場にいる人に送ったりと、アプリと連携して便利に写真を楽しんでいます。
オススメポイント⑤ APS-C 40mm単焦点
”40mm単焦点であること”が、他メーカーのカメラにはないこのカメラ最大の特徴です。
何がいいかっていうと、f値を2.8にすることで、コンデジでありながら上写真のようなボケた写真を簡単に楽しめます。
xなしの28mm画角でもこういう写真は撮れるかとは思いますが、”簡単”に撮れるのが40mm画角のいいところ。
広角単焦点のコンデジは他社メーカーでもラインナップがありますが、40mmというのはこのGR3xならではなので、綺麗なボケた写真を簡単に撮りたいって人にはピッタリのカメラだとお思います。
しかも、適当に撮っただけなのに、ボケが綺麗なので、スマホで撮った感じが全くしません。
適当に撮ってもスマホ以上の写真が撮れる点が、お気に入りポイントです!
40mmではありますが、もちろんスナップ用途で、こういった全体を収める写真も撮れます。
もちろん単焦点なので、自分で動いて画角を調整する必要はありますが、そんなことは気にならないくらい色々撮れる便利なカメラだと思います。
40mmという画角に慣れるか心配という方もいらっしゃるでしょうが、使っていけば自然と慣れていくのかなあって。
私はずっと50mmの単焦点を使っていたので、違和感なくスムーズに切り替えられました。
惜しいと感じるところ
基本的には大満足のカメラですが、惜しいと感じる点を少しあげます。
・バッテリー持ち
→200枚と少なめです
・背面モニターが固定式
→チルト式だと最高だったなと思います
・ダイヤルの数
→設定のダイヤルがあと一つあればもっと便利だったかなと思います
背面モニターが少しでも動くと嬉しかったなと思いますが、サイズが大きくなったら本末転倒なので、そこまで大きな不満ではありません。
まとめ
コンデジの敵って一眼じゃなくてスマホだと思うんですよね。
本当に写真を撮りたい人は、フルサイズの一眼に行くでしょうし、気軽に撮りたいって人はスマホで撮るでしょうし、
じゃあ GR3xがどういう人におすすめなのかといいますと、
私のように「スマホの写真は嫌だ!でも一眼は重いから持ちたくない!」って捻くれた人にピッタリのカメラだと思います(笑)
最後に少し惜しいと感じたポイントを挙げましたが、「コンパクトで起動が早くボケた写真も簡単に撮れる」このカメラは非常にお気に入りです。
コンデジなのでサブ機として使ってる方も多いかもしれませんが、私はこれをメインにして写真を楽しんでいます!
ではまた。
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