[経年変化]所作の財布を2年愛用してみて。

　

今回は私が愛用している所作の財布について。

　

「所作ってどんなブランドがやってるの？」というスタートの話から、

　

「結局何がいいの」「悪いところはある？」「経年変化は？」っていうところを、2年使用したのでレビューしていきます！

　

オススメポイントだけでなく、少し気になった部分も合わせてご紹介していきますね。

　

　

所作とは

ブランド

所作の財布ですが、NO,NO,YES!という「オーダーメイドの革ジャン」も仕立てるレザーブランドが作っている財布になります。

　

レザーテイラーが作っている財布ですので使用する「革」はやっぱいいものを使ってるようです。

　

財布に使われてるのは「メイドインジャパンのレザー」そして、「革本来の美しさ」を楽しんでもらうために、レザーにはラッカー着色といった後加工をしていません。

　

なので、小傷や毛穴といった物によっての個体差はありますが、それも「革が持つ魅力」として楽しんでくださいとのこと。レザーを専門に扱っているブランドだからこその面白さがありますね。

　

特徴

次はデザインの話を。

　

所作ロングウォレットの一番大きな特徴は「一枚の革」を折り紙のように折り畳んで財布を成形し、縫うことなく1箇所のみをボルトとナットで締め付けていること。

　

そのため、ファスナーや縫い目、ボタンは一切ありません。

　

このデザインの面白いところは、奇をてらって行っているわけではなく、日本独自の文化を財布に落とし込んだデザインになっているところ。

　

モチーフは、結婚式でお祝いを包む「袱紗」です。

　

さらに、贈答品を送る際に感謝の気持ちを込めて和紙でものを包む様式「折形」もデザインに落とし込んでいます。

　

2つの日本文化がデザインに落とし込まれていることで、日本人に親しみのある「和」を感じることができる財布になのが私がいちばん惹かれた部分です。

　

さらにさらに所作は見た目だけではなく、財布を開閉する際の動作にもこだわり、一連の動作が美しく見えるような設計、デザインになっています。

袱紗モチーフということで、「布で大切なものを包む動作」を財布に反映させているため、このように長い蓋をくるくると折りたたんで包む構造です。

　

見た目やコンセプトだけでなく、財布を開ける動作もかっこいいなんて最高では!?

　

ベーシック　ロングウォレット

ここからは私が2年愛用したロングウォレットの”中の感じと経年変化”をご紹介。

　

ちなみに色は黒でいちばん定番のやつです！

　

正直使用感はかなりありますが、黒のツヤが出てきてるのがまず新品にはない大きな特徴かなと思います。

　

外観

蓋を開けるとこんな感じ。

　

お札は一番奥に収納できます。

革が蓋になっていてデザインが個性的です。ここは蓋で守られているため傷はほとんど付かずかなり綺麗です。

　

ポケットの蓋は開閉をかなりの回数行っていますが、ボロボロにならずきれいに使えています。この個所も購入時よりも黒のツヤが出ています。

　

カードポケットは縦になっています。フルで使用すると8枚入りますが、全部入れると厚みが出てしまうため6枚以下がちょうどいいです。

　

カードポケットの奥は蓋つきのポケットになっています。ここにもカードが複数枚入れられるので縦のポケットと合計して10枚ほど収納可能です。

　

　

小銭入れも広く使い勝手がいいです。ファスナーやポケットはありませんが、小銭が落ちることはないので安心して使えます。

　

ちなみにこの財布に変えてから、「その財布なに!?」「変わってるね！」と財布について褒められたり、いい意味でいじられることが増えました。

　

　

気になる点

次は少し気になっているポイント、端的に言えばデメリットをお伝えします。

　

まず全体的に傷が目立ちます。

　

さらに革が使い込まれて購入時より柔らかくなり、クセがつきました。

　

正面金具右の端がふにゃっと曲がってしまっていることが少し気になります。

あとはサイド部分が、横から見た際にヨレっとしていることも気になります。

　

　

　

あと正直なところ傷はかなりつきやすいです。

　

私は味だと捉えてますが、傷がつくのが嫌な人には少し厳しいんじゃないかなあ・・・

　

もしかすると違う色だと、そこの部分はまた違うかもしれませんね。

　

正面はかっこいいんですが、裏が結構型が残るんですよね。

　

この部分はお世辞にも見栄えがいいとは言えませんが、所作ならではの味だと感じて耐えています。

　

まとめ

所作のいいところは、

・デザインやコンセプトだけでなく、財布を開ける動作のカッコよさ
・糸のほつれやチャックの破損で財布が使えなくなることがない
・革のひび割れが起きない

さらに所作をお勧めできる人と、あまりお勧めできない人に分けると、

所作をお勧めできる人
・レザーの経年変化が好きな人
・傷もレザーの味だと考えられる人
・財布を開ける際の動作にこだわりたい人

あまりお勧めできない人
・財布に傷がつくことが嫌な人
・新品の風合いをずっと楽しみたい人
・財布にカードを10枚以上入れたい人

こんな感じですかね。

　

傷が少しつきやすいレザーなのでずっと新品の風合いを楽しみたい！って人にはあんまりお勧めできないかも。

　

あと大きなメリットは価格ですね。

　

デザイン性が高いにも関わらず価格は¥22,000とリーズナブルで、比較的手の取りやすい価格になっている点もポイントだと思います。

　

二年使用したことで全体的に「黒のツヤ」が出てきて経年変化が感じられます。ここからの経年変化も楽しみです。

　

ではまた。